早いもので亥年が6回転してしまいました！定年1年を前に我儘を聞いていただき退職、当時ニュージーランドに居る娘の下に1ヶ月程滞在し、北と南の島をレンタカーで満喫してきました。海外体験は初めてで日本とは違う雄大さ、農業畜産が主の国ながら生活のエンジョイ仕方の差に大いに刺激を受けました。
　帰国後は雇用保険を貰いながら、スキルアップの研修・県の専門校でOA・簿記の研修を受け、60歳の手習いで日商簿記2級を取得。まだ隠居生活（年金生活）は考えられず何かをしなくてはと、愛知県非常勤職員の試験に挑戦し合格、配属が建設業許可申請窓口業務となり、初体験で有り建設業法を読み、県のマニュアルを見ながら許可申請者に応対する大変な日々でした。決算書は大和リース時代に見慣れたもので非常に助かりましたが、建設業許可29業種の工事区分には大和リース時代の工事関係の知識を生かせるものが有り、もっと工事の勉強をしておけば良かったとも思いました。その3年後は、県の他の事務所で建設業許可申請事務に3年携わりました。その後、愛知県のシルバー人材センターで高齢者就職支援業務『高齢者の再就職を目的とした技能講習を開き、ハローワークと協調して面接会の実施をする』に携わり、求人企業の訪問・ハローワークとの折衝等で県内色々な所へ行くことができました。講習受講者の就職意欲の凄さ、受講者の中には83歳で再就職意欲満々の方もみえ圧倒され、国の施策“生涯現役”を痛感しました。任期満了後はその影響で愛知県非常勤職員に再度挑戦し、経験を活かし建設業許可申請窓口業務を担当することなり今年の3月で任期満了となりました。ここからスローライフかと思っていた矢先、県の他の事務所から建設業許可申請窓口の応援を頼まれ4月から1年間の予定で片道90分（自宅〜東岡崎）掛け、毎日が小旅行だと思って通勤しています。
　今はスローライフというよりも少しクイックライフかな？大和リース時代と比べれば、旅行・家庭菜園・プロ野球観戦等で自由に時間を配分しているのかなと思っています。人脈も広がり、大和リースOB・OG会、大和リース名古屋管理の会、FR会（シルバー時代の不良老人会）、県のOB会、近隣住民等の飲み会・懇親会も増えました。
　この夏の酷暑の中、クーラーの効いた事務所で涼みながら申請窓口業務をしてこの年でお金が貰えるなんて最高の気がします。来年からはスローライフを楽しみたいと思いますが、どうしたら日々が充実して過ごせるかが不安です。元気に少し仕事をしながら自分の時間を持てるそんな環境を求め、家庭菜園やら旅行も楽しんで行きたいと思い描いております。徒然なるままに記載させていただきました。